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プラセンタ注射

  

おなかのクリニック紬では、日々の生活の中で感じる「なんとなく体が重い」「疲れが取れにくい」といったお悩みを抱える方へ、体調管理を支える選択肢の一つとしてプラセンタ注射を提供しています。

JR常磐線の北柏駅から徒歩1分という立地を活かし、お仕事帰りや家事の合間に立ち寄れる、地域の方々のコンディション維持の場を目指しています。私たちは消化器診療や内視鏡検査を専門としながらも、地域の皆様の健康を総合的に見守るかかりつけ医として、お一人おひとりの生活の質を向上させる丁寧なケアを大切にしています。

プラセンタ注射は、特定の疾患を劇的に治癒させるものではありませんが、体が本来持っている力を整え、健やかな毎日を過ごすためのサポートツールとして多くの患者さんにご利用いただいています。初めての方でも安心してご相談いただけるよう、医師が現在の体調を伺った上で、適切な投与計画を一緒に考えてまいります。

プラセンタ注射とは|胎盤の力による健康維持

プラセンタとは胎盤(たいばん)のことを指します。胎盤は、お腹の中の赤ちゃんを育てるために必要な栄養素や成長因子を豊富に含んだ、生命の源とも言える組織です。プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出されたエキスを精製した医薬品を使用し、体内に直接取り込むことで健康維持や体調の安定を図る治療法です。

私たちのクリニックでは、厚生労働省によって認可されている2種類の医療用プラセンタ製剤、ラエンネックメルスモンを採用しています。これらはどちらも高い安全基準のもとで製造されており、長年にわたって医療現場で使用されてきた実績があります。それぞれに特徴があり、患者さんの目的や症状に合わせて使い分けを行っています。

プラセンタに含まれる主な栄養成分

プラセンタには、生命維持に欠かせない多様な成分が凝縮されています。これらが複合的に作用することで、体調のバランスを整える効果が期待されています。

アミノ酸 ロイシン、リジン、バリンなど、体の組織を作る基礎となる成分です。
ミネラル カルシウム、マグネシウム、亜鉛など、生理機能を調整します。
ビタミン ビタミンB1、B2、C、Eなど、代謝をサポートします。
成長因子 細胞の活性化を促す特定のタンパク質が含まれています。
酵素 体内の化学反応を助ける様々な酵素が含まれています。

ラエンネックとメルスモンの違い

当院で取り扱っている2つの製剤には、製造方法や主な利用目的に若干の違いがあります。初回診察時に、患者さんの体調に合わせてどちらが適しているかを医師が判断いたします。

ラエンネックの特徴

株式会社日本生物製剤HPより引用

ラエンネックは、主に肝機能の改善を目的として開発された製剤です。分子量が比較的大きい状態で抽出されており、体全体のコンディションを整えたい方や、強い疲れを感じている方に適していると考えられています。当院では通常1アンプルでの投与を行っています。疲れが溜まっていると感じる方は倦怠感・疲れやすいのページも併せて参考にしてください。

メルスモンの特徴

メルスモン製薬株式会社HPより引用

メルスモンは、更年期障害の諸症状のケアに長く用いられてきた製剤です。ラエンネックに比べて分子が細かく精製されているのが特徴で、ホルモンバランスの変化に伴う不調(イライラや不眠、冷え、のぼせ等)が気になる方に選ばれることが多い傾向にあります。当院では、十分な実感をいただくために2アンプルでの投与を基本としています。自律神経の乱れが気になる方は不眠・ストレス・自律神経の乱れのページもご覧ください。

プラセンタ注射に期待される主な効果とメリット

プラセンタ注射は、全身の細胞の活性化をサポートし、自律神経やホルモンのバランスを調整する働きがあると考えられています。主なメリットは以下の通りです。

  • 慢性的な疲労感の軽減:蓄積した疲れを和らげ、朝の目覚めをスムーズにします。
  • 肩こり・腰痛の緩和:血流を促すことで、筋肉のこりや痛みを和らげる効果が期待できます。
  • 睡眠の質の向上:自律神経を整えることで、ぐっすりと眠れる環境を作ります。
  • 更年期症状のケア:急な発汗や気分の落ち込みなど、女性特有のゆらぎをサポートします。
  • 肌コンディションの調整:代謝が良くなることで、肌のハリやツヤが整いやすくなります。

プラセンタ注射の費用案内(自費診療)

当院におけるプラセンタ注射は、すべて健康保険の適用外となる自費診療にて承っております。継続して受けていただくことが大切ですので、分かりやすく通いやすい価格設定を心がけています。

項目 費用(税込)
初診料(初回のみ) 3,300円
ラエンネック(1アンプル) 1,500円
メルスモン(2アンプル) 2,800円
再診料(医師の診察を希望する場合のみ) 1,500円

※2回目以降、体調に変化がなく注射のみを希望される場合は、再診料は不要です。スムーズなご案内が可能です。

プラセンタ注射に関するよくあるご質問

どのくらいの頻度で通うのが良いですか?

体調を安定させるためには、最初のうちは週に1回から2回程度の頻度で継続されることをお勧めしています。状態が落ち着いてきたら、2週間に1回など間隔を空けて調整していくことが可能です。ご自身のライフスタイルに合わせて無理のない範囲で続けていきましょう。 

注射をした後に気をつけることはありますか?

特別な制限はありませんが、注射当日の激しい運動や長時間のサウナなどは、血流が良くなりすぎて注射部位が腫れやすくなる可能性があるため、控えていただいた方が安心です。入浴自体は問題ありませんが、注射した場所を強く揉まないようにしてください。

副作用はどのようなものがありますか?

最も頻度の高いものは、注射した部分の赤み、腫れ、痛みです。これらは通常、数日以内に自然に治まります。稀に、体が温まることで痒みが出たり、一時的に体がだるく感じたりすることがありますが、多くの場合、成分が体に馴染む過程で起こる一時的な反応です。もし症状が続く場合は、早めにご相談ください。

献血ができなくなると聞いたのですが本当ですか?

はい、事実です。厚生労働省の規定により、一度でもヒト胎盤エキス(プラセンタ注射)を受けたことがある方は、以降の献血および輸血ができなくなります。これは変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染症リスクを理論上完全に否定できないための予防的措置です。治療を開始する前に、必ずこの点についてのご説明と同意をいただいております。

なお、厚生労働省より2026年秋頃を目安に献血制限については撤廃される方針が示されています。詳しくは下記をご参照ください。

欧州等滞在歴及びヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用歴に係る献血制限の見直しについてのQ&A(令和8年2月)

効果はすぐに実感できますか?

名前

疲れがすっと抜けるような感覚を当日に得られる方もいらっしゃいますが、多くの方は3回から5回と継続する中で「そういえば最近調子が良いかも」と徐々に変化を感じられます。お薬のように即効性を期待するよりも、体質をゆっくり整えていくようなイメージでお考えください。

当院の診療方針と当日の流れ

おなかのクリニック紬では、プラセンタ注射を単なる美容目的ではなく、内科的な視点から全身の調和を取り戻すためのケアとして提供しています。北柏エリアにお住まいの方や、通勤で駅を利用される方が、日々の生活の質を少しでも高められるようサポートすることが私たちの役割です。

私たちの診療の特徴は、まず医師がしっかりと患者さんの背景を理解することから始まります。例えば、単なる疲れだと思っていても、その裏には消化器の不調や鉄欠乏などの別の原因が隠れていることもあります。私たちは消化器疾患の専門的診療を行っているからこそ、プラセンタ注射を希望される方に対しても、多角的な視点でアドバイスを行うことができます。

  1. 受付
    本人確認のためマイナンバーカードもしくは医療資格証をご提示いただきます。
  2. 医師による初診
    現在の体調をヒアリングし、プラセンタ注射の仕組みや献血制限などの注意点を丁寧にご説明します。
  3. 製剤の選択
    目的やお悩みに合わせて、ラエンネックまたはメルスモンのどちらを使用するか決定します。
  4. 注射の実施
    看護師が上腕などに皮下注射を行います。処置は数分で終了します。
  5. 次回以降の予約
    定期的に継続される場合は、ご希望のペースに合わせてご案内します。

私たちは患者さんのプライバシーにも配慮し、リラックスできる環境づくりを心がけています。内視鏡検査などで通院されている患者さんも、待ち時間などを利用して並行して受けていただくことが可能です。食欲がない、胃もたれがするといったお悩みをお持ちの方は食欲不振・食欲低下のページも参考になさってください。体全体のバランスが整うことで、おなかの調子も安定しやすくなるという相乗効果も期待できます。

院長からのメッセージ

北柏駅前でクリニックを開院するにあたり、私が一番に考えたのは誰もが気軽に相談できる場所でありたいということです。消化器外科や内視鏡診療の現場で、多くのがんや重篤な疾患を診てきた経験から、早期発見と同じくらい日々のコンディションを崩さないことの重要性を痛感しています。体が重い、疲れが抜けないといった些細な不調を放置せず、早めにケアをすることは、将来の大きな病気を防ぐ基礎となります。

プラセンタ注射は、そんな日常のちょっとした不調に寄り添い、皆様の自然治癒力を支える一つの手段です。当院では無理に継続を勧めることはありません。あくまで皆様が「今日は少し体が重いから行ってみようかな」「調子を維持するために今週も受けておこう」と、ご自身の感覚で選んでいただけるような、身近なサポートでありたいと考えています。

おなかのクリニック紬は、専門的な内視鏡診療を提供しながらも、地域の皆様の生活を支えるパートナーでありたいと願っています。プラセンタ注射を通じて、皆様が笑顔で毎日を過ごせるお手伝いができれば幸いです。もし気になることや、ご自身の体調に不安があるときは、どうぞお気軽にお立ち寄りください。スタッフ一同、温かい雰囲気でお迎えいたします。健やかな未来を、私たちと一緒に紬いでいきましょう。

<文責 消化器内視鏡専門医・消化器病専門医・外科専門医・消化器外科指導医  三浦 富之>

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