貧血・全身倦怠感(疲れやすさ)
「最近なんとなく疲れやすい」
「前よりも動くと息切れがする」
「健診で貧血を指摘されたけれど、どうしたらいいかわからない」
貧血や全身のだるさ(倦怠感)は、とても身近な症状です。
忙しさや年齢のせいにして様子を見ている方も多いですが、体の中で起きている変化のサインとして現れていることもあります。
北柏駅前のおなかのクリニック紬では、貧血や全身倦怠感について、血液検査などで評価できる内科的な原因を中心に診察を行っています。
「少し気になる」「健診で言われた」という段階から、安心してご相談ください。
貧血と全身倦怠感の原因と対策
貧血とは
貧血とは、血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶ成分)が少なくなった状態です。
ヘモグロビンが不足すると、体のすみずみまで酸素が行き渡りにくくなり、
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疲れやすい
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動くと息切れがする
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顔色が悪い
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集中力が続かない
といった症状が出やすくなります。
全身倦怠感とは
全身倦怠感とは、「体が重い」「だるい」「元気が出ない」と感じる状態です。
原因はひとつではなく、貧血・感染症・内科の病気・栄養状態など、さまざまな要素が関係します。
貧血・全身倦怠感の主な原因
鉄欠乏性貧血
もっとも多い貧血の原因です。
鉄分が不足することで、ヘモグロビンが作れなくなります。
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食事からの鉄分不足
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月経による出血
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胃や腸からの少量の出血
特に、消化管からの出血が原因の場合、自覚症状がないことも少なくありません。
出血による貧血
消化管の病気が関係していることもあります。
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胃・十二指腸潰瘍
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大腸ポリープ・大腸がん
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痔からの出血
「黒い便」「便に血が混じる」といった症状がなくても、慢性的な出血で貧血が進むことがあります。
感染症や炎症による倦怠感
風邪や胃腸炎などの感染症のあと、しばらく全身のだるさが続くことがあります。
また、体の中で炎症が起きていると、貧血や倦怠感が目立つこともあります。
栄養不足・体調の乱れ
貧血や疲れやすさの原因になります。
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食事量が少ない
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偏った食事
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急なダイエット
その他の内科的な病気
頻度は高くありませんが、貧血や全身倦怠感の背景にあることもあります。
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慢性の病気
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内分泌(ホルモン)の異常
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悪性疾患(がん)
こんな症状があればご相談ください
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健康診断で貧血を指摘された
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最近、以前より疲れやすい
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動くと息切れがする
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顔色が悪いと言われる
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食欲が落ちている
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体重が減ってきた
「はっきりした症状ではないけれど、なんとなく不調」という段階でも構いません。
当院で行う検査について
問診・診察
症状の経過、食事内容、月経の状況、健診結果などを丁寧に伺います。
血液検査
貧血の種類や体の状態を評価します。
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ヘモグロビン値
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鉄・フェリチン
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炎症反応
必要に応じた追加検査
検査結果から、消化管の病気が疑われる場合には、胃カメラや大腸カメラなどの精密検査をご提案することがあります。
※内視鏡検査は、必要性を丁寧に説明したうえで行います。
治療について
治療は原因によって異なります。
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鉄欠乏性貧血:鉄剤の内服、食事指導
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出血が原因の場合:原因疾患の治療
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感染症・炎症:経過観察や必要な治療
当院での対応が難しい場合や、専門的な治療が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介します。
貧血と全身倦怠感を放置しない方がよい理由
貧血や全身倦怠感は、「我慢すれば慣れる」ものではありません。
原因をはっきりさせずにいると、
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日常生活の質が下がる
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病気の発見が遅れる
といったことにつながる場合もあります。
院長からのメッセージ
貧血や全身のだるさは、はっきりとした痛みがない分、後回しにされやすい症状です。
しかし診療の現場では、健診での指摘や軽い倦怠感をきっかけに、病気が見つかるケースも少なくありません。
北柏駅前のおなかのクリニック紬では、「大きな病院に行くほどではないけれど、少し気になる」そんな段階で相談できる場所でありたいと考えています。
気になる症状があれば、どうぞ早めにご相談ください。
<文責 消化器内視鏡専門医・消化器病専門医・外科専門医・消化器外科指導医 三浦 富之>
